地域安全情報

2021/06/04
一関市内において特殊詐欺発生

 6月3日一関市内において60代の男性が約200万円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生しました。

 5月31日午前、男性の携帯電話に「NTTファイナンスサポートセンタ−」から「ご利用料金の支払い確認が取れていない」という旨のショートメールが届いたため、男性はメールに記載の連絡先に電話。

 同センターを名乗る男は「あなたの携帯電話はウイルスに感染しており、他人の携帯電話に感染させている。弁済費用を払う必要があり、支払わないと裁判になる」などとし、手続きの方法について架空の協会から説明を受けるように伝えた。
 その後、協会を名乗る男から電話があり、近くの金融機関で弁済費用として、現金を振り込むように言われたため、男性は携帯電話で指示を受けながらATMで複数回にわたり約150万円を振り込んだ。

 そして、6月1日午前には、別の協会を名乗る男から電話があり、「サーバー保険に入ってください。保険に入らないと、さらにウイルスに感染させた場合、多額の弁済が必要になる」などと言われたため、男性は別の金融機関のATMで携帯電話で指示を受けながら約50万円を振り込んだ。
 男性がさらに振込をしようとしたところを金融機関の職員に止められ被害に気づいた。


 本件は一関署管内になりますが、近頃、電話だけでなく携帯電話のショートメール機能による詐欺の予兆・被害が多発しています。少しでも「変だな。おかしいな」と思ったら、自分ひとりで判断せず、家族や警察署、最寄りの交番に相談してください。


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