小田原東高等学校

学校からのお知らせ

2020/09/14
修学旅行中止について（お知らせ）

第２学年保護者の皆様

　白露の候、保護者の皆様には、日ごろから本校の教育活動にご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
さて、今年度の修学旅行については、10月28日（水）より３泊４日で沖縄に行く計画でここまで準備を進めてまいりました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症が拡大したことに伴い、沖縄県における感染状況の推移や現地の医療体制について情報収集しましたが、この状況下での修学旅行の実施は困難であると判断し「中止」といたします。理由は大きく次の通りです。

・生徒と教職員計200名以上が航空機・バスでの長時間の移動を行い、同一施設に宿泊するという行動による感染リスクが避けられないと判断したこと。
・出発の２週間前から出発日当日までに発熱した場合、参加できない上に、キャンセル料（～100％）をご負担いただかなければならないこと。
・新型コロナウイルス感染症に生徒が感染した場合、マスクを着用していたとしても、同室に滞在したり、長時間に渡り行動を共にしたりした生徒は濃厚接触者と判断され、長期間、沖縄に滞在しなければならない可能性があり、その際、滞在費用が保険の補償対象外となること。それに伴い、保護者の方に現地に行っていただくことになり、時間的な負担をお願いしなければならないこと。
・新型コロナウイルス感染症以外の負傷・疾病時の対応において、現地医療機関の受入れ態勢が例年とは異なり、医療体制がひっ迫している状況であり、生徒の対応に懸念があること。

また、感染の状況は予断を許さない状況が続いており、感染が長期化するといった予測もあります。国内で一定の感染収束状況が認知されるまで、「新しい旅のエチケット」に基づいた旅行であったとしても、生徒・保護者・教職員が安心できる修学旅行を実施することは、日程を変更しても難しいと判断しました。
なお、今年度の修学旅行の中止に伴って発生する費用につきましては公費負担になります。

本来であれば直接ご説明させていただくところですが、今般の感染予防の観点から書面での説明とさせていただきました。
生徒たちが楽しみにしていた高校生活の中で一生に一度の学校行事であり、その取組みを通して生徒達が大きく成長する場面に我々教職員も出会うことのできる貴重な機会であっただけに、苦渋の決断となりますが、生徒の安全、保護者の皆さまへの安心への配慮を最優先に考えた判断であることをご理解くださいますようお願い申し上げます。

[前へ]｜[次へ]

*[戻る]
#[TOPへ]